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1947年にジノ・アミザーノによって
設立されたAGV

AGVは創業以来、ヘルメットのデザインと、モーターサイクルレースをリードしてきました。 エアロダイナミクス、快適性、安全性から、グラフィック、スポンサーシップ、広告に至るまで、あらゆる分野で絶え間ない革新を続けています。

その革新的なデザインと素材で、他の追随を許さない名声を獲得しました。15回の世界チャンピオンに輝いたジャコモ・アゴスティーニや、現代のMotoGPのレジェンドであるバレンティーノ・ロッシなど、世界選手権で走るプロフェッショナルと共に開発されました。
2007年7月には、同じイタリアの革新的企業であるモーターサイクル&ダイナミックスポーツウェアのダイネーゼに買収され、AGVはますます力をつけています。
 AGVとダイネーゼは、それぞれの研究とデザインの専門性を融合させ、頭の先からつま先まで高度なプロテクションを提供する、比類ない安全とパフォーマンスのソリューションを提供しています。

はじまり

ジノ・アミザーノが設立した会社は、彼の名前と町名の頭文字である Amisano GinoValenzaをとってAGVと名づけられました。
会計士としての教育を受け、サイクリスト用レザーサドルやソフトヘルメットを製造する会社のパートナーとして経験を持つアミザーノの最初の製品は、ランブレッタとベスパのためのレザーサドルと、革新的なレザーヘルメットです。

初のシェルヘルメットと、
初のファイバーグラス製ヘルメット

当時のソフトヘルメットとは異なり、 AGVの先進的なデザインは、型の上にレザーのアウターを形成し、それをゆっくりと焼き上げて、剛性の高い保護シェルにするというものでした。
さらにそこに、エネルギー吸収パッド付きのレザーライニングを装着することで、現代におけるヘルメットの概念の、最初の例が誕生したのです。
AGVは、様々なシェル素材を試した結果、1954年にグラスファイバー製の最初のクラッシュヘルメットを製作。次の大きな一歩は、そのわずか 2年後。
「Pudding Basin(プディング作り用のボール」または「shorty(ショーティー=短いヘルメット)」と呼ばれていた、従来のヘルメット形状とは全く違う、より保護性の高い、包み込むようなデザインの「ジェットヘルメット」を開発しました。

レーストラックから銀幕まで

AGVは、ヘルメットのデザイン以外にも、さまざまな分野で変革をもたらしてきました。
MVアグスタのスターレーサーであるカルロ・バンディローラは、最初のグラスファイバーデザインをいち早く採用。レンゾ・パゾリーニは、愛用の「ジェットヘルメット」から、 70年代にチャンピオンを獲得した AGVの「フルフェイスヘルメット」 に乗り換えました。
また、AGVは1958年にサーキットサイドに広告を出した最初の企業でもあります。数ヶ月のうちにAGVは有名になり、 そのロゴは世界中の新聞や雑誌の写真で頻繁に見られるようになり、後にテレビでも紹介されるようになりました。
ジノ・アミザーノは、フェイ・ダナウェイとマルチェロ・マストロヤンニが主演したデ・シーカ監督の「恋人たちの場所」など、映画内でのプロダクトプレイスメントも行っています。

1972年、ライダー・スポンサーシップ・プログラムを開始

1972年に、ジノ・アミザーノは、今日まで続いているライダー・スポンサーシップ・プログラムを開始しました。
このプログラムには、マルコ・ルクチネリ、フランコ・ウンチーニ、ケニー・ロバーツ、バリー・シーン、ランディ・マモラ、ジョニー・チェコット、スティーブ・ベイカー、アンヘル・ニエトから、ジャコモ・アゴスチーニ、バレンティーノ・ロッシまで、 世界のトップチャンピオンや最も愛されているライダーの名前がずらりと並んでいます。

 AGVのヘルメットのデザイン、テスト、開発に䛿ライダーたちが密接に関わっており、バレンティーノ・ロッシは、2008年にAGVの名誉総裁(Honorary President)に就任しました。

傷ついたライダーをいち早く助ける、
モバイルクリニック

さらに、ジノ・アミザーノのビジョンによって実現された大きなイノベーションのひとつに、 1977年、クラウディオ・コスタの「モバイルクリニック」があります。
モバイルクリニックにより、サーキット場内で、傷ついたライダーをいち早く手当てするための、現地医療支援が可能となったのです。

フルフェイスの実現と4輪での活躍

1969年、AGVは、アルベルト・パガーニがイモラで着用したイタリアGP初のフルフェイスヘルメットに名を連ねていました。
AGVは、アメリカで発売された初期のモデルの快適性、空力特性、視界を改良し、独自のデザインに仕上げました。この安全性の大幅な向上により、AGVのモデルは二輪のトップライダーだけでなく、F1にも急速に採用されていったのです。

わずか数年のうちに、 F1のレジェンドであるエマーソン・フィッティパルディ、ニキ・ラウダ、ネルソン・ピケらが、AGVを選び始めました。

未来へ、そしてその先へ

AGVのロゴは、AGVのイニシャルと、イタリア国旗の赤白緑を、後ろから見たフルフェイス型にすることで、より表現力を高めています。
このような遊び心は、ヘルメットのカラーやグラフィックにおいても AGVを際立たせており、バレンティーノ・ロッシの豪快なスピリットを表現した独特のマルチカラーデザインでも見受けられます。

2007年7月にAGVは、情熱、創造性、そしてワールドチャンピオンシップでの成功という点で、同じ実績を持つ、イタリアのダイネーゼに買収され、「 From Head to Toe/頭からつま先まで」を守る先進的なソリューションにおいて、両社の優れた専門性を組み合わせることが可能になりました。

同年、AGVは従来の考え方を覆し、ヘルメットのシェルから設計を始めるのではなく、ライダーの頭部から設計を始める「AGVエクストリーム・スタンダード」と呼ばれる、新しい統合技術設計・構造アプローチを発表しました。
その結果は、プロテクション、フィット感、快適性、信頼性、環境への影響など、目に見えて改善をもたらしました。
2012年に発売されたPista GPは、エクストリーム・スタンダードの最初のヘルメットであり、世界的に高い評価を受けました。現在のAGVのヘルメットはすべて、AGVエクストリーム・スタンダードのアプローチに従って設計されています。